皆さん、家計に響く買い物といえば何を思い浮かべますか?
家や車はもちろんですが、家電製品の購入ってかなり家計に響きますよね。
我が家は冷蔵庫と洗濯機が一気に壊れてしまったことも…
今はオシャレで高機能な家電製品も次々と出てくるので、奥さんの物欲も止まらないようです。
そんな時に便利なのが株主優待です。
今回ご紹介するのは、ビックカメラの株主優待です。
ビックカメラといえば、ヤマダ電機・エディオンと並んでシェア率の高い家電量販店ですね。
ビックカメラの株主優待はお買い物券です。
皆さんも株主優待でお得に家電を買い換えましょう!
目次
ビックカメラの株主優待内容
ビックカメラとは
ビックカメラは創業40周年を超える大手家電量販店です。
売上・シェア率はヤマダ電機に続いて国内2位、駅前に店舗を構えることが多く、よく見かける方も多いのではないでしょうか。
「ビッグ(Big)カメラ」と間違えらえることが多いですが、「ビック(Bic)カメラ」が正式名称です。
株主優待内容
権利確定月 |
2月末 8月末 |
優待発送月 |
5月 11月 |
配当 |
20円 |
優待金額 |
3000円 |
配当利回り |
1.86% |
優待利回り |
2.79% |
総合利回り (配当+優待) |
4.66% |
株価 |
1,074円 |
単元株数 |
100株 |
優待取得の最低額 |
107,400円 |
(2019年7月19日時点)
ビックカメラの株主優待は各店舗で利用できるお買い物券です。
もらえるお買い物券の内容は保有株数に応じて以下の通り。
保有株数 |
優待内容 |
|
2月末基準日 |
8月末基準日 |
|
100株~ 499株 |
2,000円分 (1,000円×2枚) |
1,000円分 (1,000円×1枚) |
500株~ 999株 |
3,000円分 (1,000円×3枚) |
2,000円分 (1,000円×2枚) |
1,000株~ 9,999株 |
5,000円分 (1,000円×5枚) |
5,000円分 (1,000円×5枚) |
10,000株以上 |
25,000円分 (1,000円×25枚) |
25,000円分 (1,000円×25枚) |
ヤマダ電機の株主優待は2月末と8月末の基準日でもらえる優待内容が異なります。
1,000株未満の場合は2月の方がお得ですね。
なお、保有株数を増やしても優待内容が比例して増えないため、最低株数の100株を保有するのがオススメです。
また、100株以上を継続保有すると、継続期間に応じて8月末基準日に以下の通り追加の優待券がもらえます。
・1年以上…1,000円(1,000円×1枚)
・2年以上…2,000円(1,000円×2枚)
・「株の継続保有」とは、1年以上の場合は株主名簿に連続3回以上記録、2年以上の場合は株主名簿に連続5回以上記録されることを指します。
「株の継続保有」は株主名簿に同一株主番号で記載されている必要があります。
したがって、以下の場合は株主番号が変更となるため対象外です。
①クロス取引をした場合
②期間中に一度でも全ての株を売却し、次回権利確定日までに再度買い戻した場合
ビックカメラの利回りは?
ビックカメラの優待利回りは2.79%、配当利回りは1.86%、総合利回りは4.66%です。
私は総合利回りが4%を超えるかどうかを株主優待取得の一つの条件としているので、十分です。
そして、株を2年間長期保有した場合の優待利回りは4.66%、総合利回りは6.5%を超えます。
長期保有が人気の優待銘柄なのも納得ですね。
→ビックカメラ公式ホームページ
(https://www.biccamera.co.jp/ir/service/index.html)
ビックカメラの株主優待の使い方
株主優待券の使い方
ビックカメラの株主優待券は会計時に提示することで使用できます。
また、ビックカメラとソフマップではインターネット通販でも株主優待券を利用できるのが特徴です。
最近はインターネットで製品を購入する人が多いので、これは嬉しいポイントですね。
インターネット通販を利用した際の優待券の利用手順は以下の通りです。
①インターネットで商品を注文
②株主優待券及び「株主様お買物優待券ご利用票」を14日以内に簡易書留または、特定記録郵便にて郵送
③1ヶ月程度で指定の口座に振込される
・お釣りは出ません。端数は現金で支払いましょう。
・株主優待を利用した場合、ポイントは付与されません。
利用できる店舗
ビックカメラの株主優待券は以下の店舗で利用できます。
・ビックカメラ
・ソフマップ
・コジマ
また、以下のインターネット通販サイトで利用できます。(コジマのインターネット通販は利用できません)
株主優待の有効期限
ビックカメラの株主優待の有効期限は約半年間です。
・2月末基準日…同年11月30日まで
・8月末基準日…翌年5月31日まで
ライバル企業との比較
家電量販店ランキング上位といえば、ビックカメラ・ヤマダ電機・エディオンですよね。
これら3銘柄の株主優待内容はどうなんでしょうか?比較してみました。
ヤマダ電機の株主優待内容
権利確定月 |
3月末 9月末 |
優待発送月 |
6月下旬 12月中旬 |
配当 |
ー |
優待金額 |
3,000円 |
配当利回り |
ー |
優待利回り |
6.10% |
総合利回り (配当+優待) |
ー |
株価 |
492円 |
単元株数 |
100株 |
優待取得の最低額 |
49,200円 |
(2019年7月19日時点)
ヤマダ電機の株主優待は各店舗で利用できるお買い物券です。
1,000円の会計ごとに500円分の優待券が利用できるので、実質50%割引となります。
もらえるお買い物券の内容は保有株数に応じて以下の通り。
保有株数 |
優待内容 |
|
3月末基準日 |
9月末基準日 |
|
100株~ 499株 |
1,000円分 (500円×2枚) |
2,000円分 (500円×4枚) |
500株~ 999株 |
2,000円分 (500円×4枚) |
3,000円分 (500円×6枚) |
1,000株~ 9,999株 |
5,000円分 (500円×10枚) |
5,000円分 (500円×10枚) |
10,000株以上 |
25,000円分 (500円×50枚) |
25,000円分 (500円×50枚) |
また、100株以上を継続保有すると、継続保有期間に応じて以下の通り追加の優待がもらえます。
株の継続保有期間 |
優待内容 |
|
3月末基準日 |
9月末基準日 |
|
1年以上 |
1,500円分 (500円×3枚) |
500円分 (500円×1枚) |
2年以上 |
2,000円分 (500円×4枚) |
500円分 (500円×1枚) |
エディオンの株主優待内容
権利確定月 |
3月末 |
優待発送月 |
6月 |
配当 |
32円 |
優待金額 |
3000円 |
配当利回り |
3.05% |
優待利回り |
2.86% |
総合利回り (配当+優待) |
5.92% |
株価 |
1,048円 |
単元株数 |
100株 |
優待取得の最低額 |
104,800円 |
(2019年7月19日時点)
エディオンの株主優待はヤマダ電機と同じくお買い物券です。年に1回もらえます。
1,000円の会計ごとに250円分の優待券が利用できるので、実質25%割引となります。
もらえるお買い物券の内容は保有株数に応じて以下の通り。
保有株数 |
優待内容 |
100~499株 |
3,000円分 (250円×12枚) |
500~999株 |
10,000円分 (250円×40枚) |
1,000~1,999株 |
15,000円分 (250円×60枚) |
2,000~4,999株 |
20,000円分 (250円×80枚) |
5,000~9,999株 |
25,000円分 (250円×100枚) |
10,000株以上 |
50,000円分 (250円×200枚) |
まとめ:ビックカメラ・ヤマダ電機・エディオンの株主優待比較
3銘柄を比較すると、優待取得に必要な金額や優待利回りを見ても、総合的にはヤマダ電機がお得ですね。
しかし、以下についてはヤマダ電機よりもビックカメラの方が使い勝手が良いんです。
①インターネット通販に株主優待券が利用できる。
②ヤマダ電機・エディオンは1,000円ごとの会計でそれぞれ500円分・250円分の優待券しか利用できないが、ビックカメラは制限なし。
まとめ
この記事ではビックカメラの株主優待についてご紹介しました。
ビックカメラの株主優待がお得な理由は以下の通り。
①総合利回りが4.5%超えと比較的高い。
②店舗数が多く使い勝手が良い。
③インターネット通販に優待券を利用できるので、使い勝手が良い。
④ライバル企業とは違い、1回の会計での優待券の利用制限がない。
皆さんもビックカメラの株主優待でお得に家電を購入しましょう!
