デビットカードを利用したいけど仕組みがよくわからないという方がいると思います。
デビットカードは手数料がかかるのではないかと不安に感じてはいませんか?どの程度、コストが発生するのかわからないこともあると思います。
でも最初に安心していただければと思います。
クレジットカードと違い、デビットカードは即時支払いで分割払いなどがないため手数料はかかりません!でも一部の利用には手数料が発生する使い方もあります。
現金を使っているとATMに並ぶ必要があり、時間によってはATM手数料がかかってしまいます。
手数料無しで年会費無料のデビットカードを使えばATMに行く必要がなく時間と手数料を節約できるでしょう。
もしあなたがデビットカードの手数料に不安を感じているのであればぜひこの記事を参考にしてみて欲しいです。
デビットカードの手数料は?
デビットカードは手数料がかかりません。なぜなら即時決済でその場で直接口座から引き落としがされるためです。
クレジットカードのように一時的に借金をすることがないので分割払いや後払いによる手数料がないのです。
そもそもデビットカードとは?と思っている方は次の説明をご覧ください。
デビットカードの特徴
使ったその場で代金が口座から引き落とされるカードの事です。
ショッピングや食事の支払いに利用できます。
デビットカードを使うようになってから財布の中が小銭で溢れることが無くなりました!
現金を持ち歩く必要がなくなったのです。
私がデビットカードを知るまでは、支払いの時にはいつも財布から現金を取り出してました。
また、現金をおろすためにATMに足を運び時間によっては手数料がかかっていたのです。
デビットカードならATMに行く必要がなくなり時間と手数料を節約できます。
口座の残高以上の利用が出来ないのでまさに現金感覚でカードを使えるでしょう。クレジットカードと違う点は支払いのタイミングです。
クレジットカードは後払いなのに対して、デビットカードは即時支払いになります。使ったその場で口座から即時引き落とされるのがデビットカードの最大の特徴です。
デビットカードは支払い方法が1回払いしかなく、クレジットカードのように分割やリボ払いができません。ですから、後払いや分割払いによる金利や手数料が発生しないのです。
デビットカードを例えると、自分の持っている銀行口座がそのまま大きな財布になるイメージになります。手元に現金がなくてもデビットカード1枚あれば銀行口座が財布の代わりになるのです。
手数料がかからないだけでなく、デビットカードを利用すると毎月キャッシュバックがありお得でしょう。
銀行によってキャッシュバック率は異なりますが、使った金額のだいたい0.2%〜それ以上のキャッシュバックがされます。
デビットカードを使えば、手数料や時間を節約できる上、利用金額の0.2%以上がキャッシュバックされるのでかなり便利です。
多くのデビットカードは年会費も無料
上で説明したとおり、デビットカードは使ったその場で支払いをするため手数料が発生しません。
また審査も必要なく、16歳以上なら誰でも作れるのです。
幅広い層の人がカンタンに使えるカードで基本的に年会費は無料になります。
楽天銀行などのネット銀行系はほぼすべてのデビットカードが永年年会費無料となっており、作っておいて損はないでしょう。
大手のメガバンクだと三井住友銀行が年会費無料です。メガバンクだと全国に直営ATMがあり、大手が発行している安心、信頼感があります。
私は三井住友銀行のデビットカードを主に利用しています。デビットカードの利用明細はアプリで確認できるのですが、三井住友銀行のスマホアプリはカンタンで使いやすいのでおすすめです。三菱UFJとみずほのデビットカードは初年度年会費が無料で次の年から1080円の年会費が発生します。
しかし、どちらも条件を満たせば年会費無料です。みずほは年に1回以上のカード利用で年会費が無料になります。
1回使うだけならかなりカンタンな条件なので年会費は気にしなくていいですね。
三菱UFJは23歳以下なら年会費が無料で、それ以外は1年で10万円以上のカード利用があれば年会費が無料になります。
他社と比べると少し条件のハードルがあがりますが、毎月約8000円支払いにデビットカードを使えば達成できるので難しくはないでしょう。
光熱費や定額サービスの支払いをデビットカードにすればカンタンに年10万円の利用を超えます。
おさらいすると、ほとんどのデビットカードは年会費が無料です。
メガバンクだと2年目から年会費が発生しますが、条件を満たせば2年目以降も年会費が無料になります。
みずほ銀行は年に1回以上のカード利用があれば年会費が無料です。
三菱UFJ銀行は年で10万円以上のカード利用で年会費が無料になります。
メガバンクの銀行口座を主に使っている方なら年会費が無料になる条件をカンタンに達成出来るでしょう。
もし年会費があるデビットカードが嫌な方なら三井住友銀行か楽天銀行やソニー銀行などのネット銀行のデビットカードがおすすめです。
ただし海外での利用すると手数料が発生
デビットカードの国内利用には手数料がかからないと説明しましたが、海外で利用すると手数料がかかるので注意が必要です。
デビットカードには種類があり海外で使えるものと使えないものがあります。
1つは、VISAやJCBなど国際ブランドと提携したデビットカードです。
こちらのカードは海外でも使えて、また現地のATMから現地通貨を引き出すこともできます。
もう1つは、銀行キャッシュカードをそのまま提示して使うJデビットと言われるカードです。
日本国内のジェイデビット加盟店のみ使えます。Jデビットは海外で利用できません。
国際ブランドと提携したデビットカードを海外で使った時に発生する手数料は大きく分けて3つあります。
・為替レート
・海外事務手数料
・ATM手数料
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為替レートとは日本円と外貨の価値の違いを定めるものです。為替レートは常に変動しているのでVISAであればVISAが定めるその日の為替レートを基準に円と外貨の価値が変換されます。為替レートは少し難しい話になるので、カンタンに解釈すると日本円が外貨に変わる時に価値が調整されたと考えましょう。
海外事務手数料とは文字通り代金の支払いに加えて、海外でデビットカードを利用する時に手数料が別途でかかるということです。
銀行によって海外事務手数料は少し異なりますが、平均3.0%の手数料がかかります。
デビットカードには海外ATMから現地通貨を引き出せる機能がついてます。海外のATMから現地通貨を引き出した時にA発生するのがATM手数料です。
ATM手数料は銀行によって少し異なり、1回ごとに100円〜200円かかると覚えておきましょう。
おさらいすると、デビットカードを海外で利用すると為替レートに加えて海外事務手数料3.0%がかかります。
ATMから現地通貨を引き出す場合ATM手数料として100円〜200円が発生するでしょう。
デビットカードを海外で使うと手数料が結構かかると感じますが、現地通貨に現金を両替するにも手数料がかかるものです。
両替の時間とコストを考えると、デビットカードの方が手軽に支払いができるのでおすすめでしょう。
まとめ
- 国内でのデビットカードの利用に手数料はかからない
- デビットカードのほとんどが年会費無料
- 海外で使うと手数料が発生する
・為替レート
・海外事務手数料
・ATM手数料
結論
いかがでしたか?デビットカードは国内で利用すれば手数料がかからない便利なカードになります。
また審査がなく誰でもカンタンに作れるカードな上、ほとんどのデビットカードが年会費無料です。
デビットカードは作っておいて損はないと言えます!
以上、デビットカードは手数料がかかる?気になる疑問を解説についての記事でした。