最近CMやニュースでキャッシュレス、デビットカード、一体型といった言葉を耳にします。今後キャッシュレスが進む中、カードに関する知識は必要不可欠になるでしょう。世の中の流れについて行けずに、現金で生活を続けていると損することが多いです。
現金とカードでパンパンになった財布を持ち歩いてわさわざ給料日にはATMに並んでいませんか?
ATM手数料がかかりますし、並ぶ手間と時間がもったいないです。キャッシュレスの生活になればATMに行く必要が無く、現金を持ち歩く必要がありません。この記事でデビットカードやクレジットカードの「一体型」に関してまとめてみました。
あなたがもしカードに疑問があり悩んでいるのであれば、是非参考にしてみて欲しいです。
目次
[前提]デビットカード・クレジットカードとは?
「キャッシュカード」と「デビットカード」か「クレジットカード」など複数の機能をもったカードを1枚で一緒に利用できるものをいわゆる「一体型」と呼びます。まずは今回の主人公である「キャッシュカード」「デビットカード」「クレジットカード」についてそれぞれどんな機能があるかカンタンにご説明しましょう。
キャッシュカードとは?
キャッシュカードとはATMで口座のお金を入金、出金するのに使うカードです。
キャッシュカードに支払い機能は無く、文字通りキャッシュ(お金)を入れたり出したりするのみのカードになります。
デビットカードとは?
使ったその場で代金が口座から引き落とされるカードの事です。
ショッピングや食事の支払いに利用できます。
クレジットカードとは?
後払い方式でショッピングや飲食店の支払いなどに利用できるカードの事です。
支払いは来月か再来月までの期間、猶予があるカードがほとんどになります。
一体型カードなら財布の中がスッキリ!
カードがまとめられて整理された財布だと買い物の時に必要なカードがすぐ取り出せて便利です。
財布の中がたくさんのカードでパンパンになってはいませんか?
ショッピングや美容室など最近ではほとんどのお店で何かしらポイントカードがあります。
気づいたら財布の中がポイントカード、免許証にキャッシュカードでいっぱいになってるなんてことも珍しくないでしょう。
カードがかさばりパンパンな財布になっていると、財布の型崩れの原因になってしまい最悪の場合破れたり壊れたりしてしまいます。
出来るだけカードが1つにまとまっている方が財布がかさばらず便利で、財布を長く綺麗に使えるでしょう。
CMなどで見る「一体型」というのはお金の出し入れに使うキャッシュカードにデビットカードやクレジットカードの機能が一緒に付いてるカードと覚えておけば大丈夫です。
デビットカードとクレジットカードの両方が1枚で使えるカードはある?
デビットカードとクレジットカードの一体型はありません。一体型カードは大きく分けて2種類あります。(例外として交通ICカードのsuicaが一体型になっているカードなどがあります)
「デビットカードとキャッシュカード一体型」と「クレジットカードとキャッシュカード一体型」の2種類です。
CMで「一体型」とよく耳にしますが、何が一体型になっているのかわかりにくいですよね。
私も初めて一体型と聞いた時はなんのことだかさっぱり理解できていませんでした。
2つの機能が1枚に一緒になって使えるとはわかりますが大前提としてキャッシュカード、デビットカード、クレジットカードの違いをしっかり理解する必要があります。
もう一度説明すると、
- キャッシュカードは「お金の出し入れに使う」
- デビットカードは「口座から直接引き落とされる即時支払いカード」
- クレジットカードは「支払いまで猶予がある後払い式のカード」
になります。
世の中キャッシュレスの波が押し寄せて、なんとかペイだとかデビットカードとか混乱しますよね。
カードの種類を1つずつしっかり理解していくことが大事です。
カードの知識が深くなれば、よりお得に便利な生活ができるようになります。
現金だけにたよって生活すれば、ATM手数料がかかりキャッシュバックやポイントもありません。
説明をまとめると、一体型には2種類あり
1つはデビットカードとキャッシュカードの一体型で、
もう一つはクレジットカードとキャッシュカードの一体型になります。
一体型カードは危険?メリットとデメリット比較
一体型カードのメリット
財布の中がかさばらない!カードがかさばらないので財布の中がスッキリです。
私はミニマリストなので、財布の中には必要最低限のカードのみをいれています。
免許証、キャッシュカード、クレジットカード、保険証にデビットカードにしぼっていますがこれでも財布のカードポケットには空きがありません。
お店のポイントカードや割引券を財布に入れようと思うと、カードポケットからあふれて一箇所に重ねて入れてしまいますよね。
そうするといざ必要なカードを取り出したい時、ポイントカードの束の中から見つけだすのは面倒で大変な作業です。
またごちゃごちゃした中にカードを入れていてそのままカードなどをなくしてしまうなんてこともあります。
一体型カードなら、2枚のカードを1枚で統一できるので財布がかさばりません。ちょっとでも財布の中のカードが減らせるのは便利で嬉しいですね。
一体型カードのデメリット
カードの故障や盗難の際、リスクが大きいもともと2枚のカードが1枚で一体型になるということは、リスクもまとまって大きくなるということです。
長く使っているカードが磁気不良で読み込まなくなった経験がありませんか?
私は過去にキャッシュカードが磁気不良で使えなくなったことがあります。
給料口座と貯金口座を分けて2つ持っていたので片方が一時的に使えなくなっても問題はありませんでした。
もし、キャッシュカードと一体型のカードを使っていて故障した場合同時に2つのカード機能が使えなくなる可能性があるので注意です。
また一体型カードが盗難にあった場合、最悪クレジットやデビットの不正利用に加えて口座の残高も引き落とされる可能性があります。
もし故障や盗難にあった時の安全性を優先したい方は一体型ではなく単体型で別々に持つことがおすすめです。
デビットカードとキャッシュカード一体型があるのは三井住友銀行のみ!
一体型カードには大きく分けて2種類あると説明しました。銀行大手の三菱ufj、三井住友、みずほの3社のうちデビットカードとキャッシュカードの一体型を発行してるのは「三井住友銀行」のみとなります。
大手3社ともクレジットカードとキャッシュカードの一体型は発行してるのですが、デビットカードとの一体型は三井住友のみが取り扱っているのです。ネット銀行ではデビットカードとキャッシュカードの一体型を複数の会社が発行しています。
楽天銀行やセブン銀行などがあり、大手3社以外のカードを主に利用している方はネット銀行でも一体型を取り扱っているのでおすすめです。
クレジットカードは後払いで使いづらく、デビットカードを主に利用しているという方は三井住友銀行がデビットカードとの一体型を発行していると覚えておきましょう。実は私が主に利用しているカードは三井住友銀行のデビットカードとキャッシュカード一体型です。
三菱ufjのデビットカードも持っているのですが、キャッシュカードと一緒になってる三井住友の方が便利なのでよく使っています。
クレジットカードとキャッシュカードの一体型を利用したい方は目的や用途に合わせて好きな銀行から選ぶといいでしょう。
もしデビットカードの一体型を利用したいという方がいれば三井住友銀行で作ることをおすすめします。
まとめ
・キャッシュカードとデビットカードまたはクレジットカードが1枚で一緒になったものが一体型!
・一体型は大きく分けて2種類!
「デビットカードとキャッシュカードの一体型」と「クレジットカードとキャッシュカードの一体型」
・一体型のメリットは財布がかさばらない
デメリットは故障や盗難のリスクが大きい
・銀行大手3社のうち三井住友のみデビットカードとキャッシュカードの一体型がある
結論
一体型カードとは2つの機能が1枚で使えるカードのことを言います。
ミニマリストの私からすると持ち物が減るのは便利で理想的です。
機能がまとまるとその分故障や盗難の時のリスクも高まるでしょう。
これからキャッシュレスが進む中カードに関する知識が深くなれば役に立ちます。
百聞は一見にしかずなのでみなさんもぜひ1度デビットカードかクレジットカードを使ったキャッシュレス生活をしてみてください!
以上、デビットカード クレジットカード一体型とは?超カンタン解説!に関する記事でした。