デビットカードは海外でも使える!?ATMの気になる手数料などを解説

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最近CMやニュースでデビットカードという言葉をよく耳にします。デビットカードって一体何?と思う方もいるでしょう。

現金とカードでパンパンになった財布を持ち歩いてわさわざ給料日にはATMに並んでいませんか?

 

ATM手数料がかかりますし、並ぶ手間と時間がもったいないです。

キャッシュレスの生活になればATMに行く必要が無く、現金を持ち歩く必要がありません。

またデビットカードは海外でも利用できるのでとても便利です。

 

あなたがもしカードに疑問があり悩んでいるのであれば、是非参考にしてみて欲しいです。

 

デビットカードとは?

使ったその場で代金が口座から引き落とされるカードの事です。

ショッピングや食事の支払いに利用できます。

デビットカードを使うようになってから財布の中が小銭で溢れることが無くなりました!

現金を持ち歩く必要がなくなったのです。

私がデビットカードを知るまでは、支払いの時にはいつも財布から現金を取り出してました。

また、現金をおろすためにATMに足を運び時間によっては手数料がかかってました。

デビットカードならATMに行く必要がなくなり時間と手数料を節約できます。

口座の残高以上の利用が出来ないのでまさに現金感覚でカードを使えるでしょう。

クレジットカードと違う点は支払いのタイミングです。

クレジットカードは後払いなのに対して、デビットカードは即時支払いになります。

使ったその場で口座から即時引き落とされるのがデビットカードの最大の特徴です。

 

デビットカードは海外で利用可能!ATMで引き出せる?

デビットカードは海外でも使える便利なカードです。

しかし、デビットカードには種類があり使えるものと使えないものがあるので注意が必要になります。

デビットカードは大きく分けて3種類です。

 

「VISAデビットカード」と「JCBデビットカード」と「Jデビットカード」の3つになります。

それぞれのカードの特徴を説明していきます。

 

・VISAデビットカード

国際ブランドのVISAと提携したカードのことです。

VISAのマークがついた加盟店なら世界中どこでも使えます。

VISA加盟店は世界で約4400万箇所あり国内、世界を問わず幅広く利用できるでしょう。

海外のATMから現地通貨を引き出せます。

 

・JCBデビットカード

日本国内で広く展開しているJCBブランドと提携したカードです。

国内のカード決済可能な場所ならほとんど利用できます。

海外では場所によって使えないところがあるので注意です。

ハワイなど日本人旅行者が多い観光地だとJCBカードが使える場合が多くなります。

海外で使う際は、JCBカードがどのくらい利用できるのか事前にチェックしておくといいでしょう。

海外のATMで現地通貨が引き出せます。

 

・Jデビットカード

銀行キャッシュカードをそのまま提示して使うJデビットと言われるカードです。

日本国内のジェイデビット加盟店のみ使えます。

VISA加盟店は世界で約4400万箇所ありますが、ジェイデビット加盟店は国内にしか無く、約45万箇所で利用出来ます。

海外のATMから現地通貨を引き出すことができないので注意です。

 

説明したとおり、デビットカードには国際ブランドと提携したものと国内でしか利用できないものがあります。

VISAデビットカードであれば世界中で幅広く利用できる上、現地のATMで現金を引き出すことができます。

海外旅行などで現地で現金を持ち歩くのは不安ですよね?

VISAデビットカードなら現金を持ち歩く必要がなく、盗難や不正利用にあっても補償がついているので安心安全です。

また海外で現地通貨が必要になってた時、VISAデビットカードがあればATMで現地通貨を引き出すことができるので便利でしょう。

 

もし海外旅行や留学の予定がある方で現金を持つことに不安がある方はVISAデビットカードを作って持っていくことがおすすめです。

 

デビットカードを海外で使う場合の手数料は?

ショッピングや食事の支払いに利用する時とATMで現地通貨を引き出すのとで少し手数料が異なるのでそれぞれ違いを説明します。

 

・ショッピングや食事の支払いでの利用

使っているブランド(VISAやJCB)が定める為替レートに加えて銀行ごとに決められた手数料がかかります。

銀行によって値段が少し異なりますが、基本3.0%の海外事務手数料が引かれ、取引時の為替レートで一旦引き落としがされた後、後日取引決済がされる際に為替変動により差額が生じた分だけ口座で差額調整がされます。

 

・現地通貨をATMから引き出した場合

ショッピングや食事の支払いの利用時と同じ手数料に加えてATM手数料が発生します。

1回ごとに税込み108円の手数料がかかり、海外に設置されているATMによっては別途手数料が発生する場合もあります。

VISAよりもJCBの方がすこし手数料が高く1.6%の手数料が多くかかります。

海外での利用になると為替レートやATM手数料などいろいろ複雑でわかりにくいですよね。

手数料をわかりやすく簡単にまとめると、

 

  • 為替レートによる円と外貨の価値変動
  • 海外事務手数料
  • ATM手数料

この3点を覚えておけば基本は大丈夫です。

為替レートはカンタンに言うとテレビなどで耳にする円安や円高などの円と外貨の価値の違いのことをいいます。

為替レートは常に変動するものなのでいくらと定まっていません。

 

ですのでデビットカードを海外で使うと、日本円が現地通貨の価値に変換されて支払いがされると覚えておきましょう。

海外事務手数料は文字通り代金の支払いに加えて、海外でデビットカードを利用する時に手数料が別途でかかるということです。

VISAなら3.0%の海外事務手数料になりますがJCBの場合その3.0%に加えてJCBが定める手数料1.6%がかかります。

JCBカードを利用してる方ならわかると思いますが、JCBカードのポイント還元率は他のカードに比べて高いです。

その理由はJCBカードを利用する際の手数料がお客さん側でも店舗側でも少し高いからです。

JCBブランドは手数料を少し高くとって利用者に多く還元するようにしているといっていいでしょう。

海外でデビットカードを利用する時VISAよりもJCBの方が少し手数料がかかると覚えておきましょう。

 

ここまで読むと、デビットカードを海外で使うと手数料がかかってしまうのではないか?と思われる方がいますよね。

しかし、現金で円を現地通貨に両替するのにも同じくらいの手数料がかかります。

また、ある程度まとまった金額を先に現地通貨に両替する人が多いので旅行者は盗難などのターゲットにされやすいです。

そう考えると海外で現金を裸で持ち歩くよりもデビットカード1枚の方が安心でしょう。

 

おさらいすると、デビットカードを海外で利用すると為替レートで円の価値が変わります。

それに加えて海外事務手数料3.0%がかかり、ATMを利用すればATM手数料108円が引かれます。

手数料はカードブランドや銀行によって少し異なるので気になる方は事前に自分のカードを確認して調べておくといいでしょう。

 

私はアメリカに留学をしていたことがあるのですが、支払いは全てデビットカードにしてました。

アメリカの場合、日本よりキャッシュレスが進んでいてほとんどの場所がカードで支払えます。

現金で支払いをしようとすると現地のコインやお札に慣れてないので会計の金額を計算出来ず大変になります。

店員さんに適当に財布の中のお札を見せていくら出せばいいか聞くことが多いでしょう。

 

現金だと手間が増えますし、会計をごまかされたりする危険があります。

私がアメリカで生活した経験から、もし海外旅行や留学にいこうとしている方がいれば是非デビットカードを利用することがおすすめです。

 

まとめ

1.デビットカードとは使ったその場で口座から引き落としされるカード!

 

2.国際ブランドと提携したデビットカードは海外で利用可能

 

3.デビットカードを海外で利用すると手数料がかかる

・為替レートによる円と外貨の価値変動

・海外事務手数料

・ATM手数料

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結論

いかがでしたか?デビットカードは海外でも利用できる便利なカードです。

国内で利用するのがメインであればJCBデビットカードで十分ですが、海外で幅広く使いたいならVISAデビットカードがおすすめでしょう。

 

海外でデビットカードを利用するには海外手数料として3.0%かかりますが、現金を現地通貨に両替するにも手数料はかかります。

現金を持ち歩く必要がない分デビットカードの方がよりスマートに便利な支払いができると言えます。

以上、デビットカードは海外でも使える!気になる手数料などを解説についての記事でした。