最近僕が使っているちょっと変わったクレジットカードについてお話してみたいと思います。
変わったカードは「ラグジュアリーカード」というカードです。入会したきっかけは友人が持っていたこととネットで評判を探ってみたところ、単純にクレジットカードの機能としてだけでなく、「コンシェルジュデスクが秘書の代わりになる」的な評判、金属製であるという情報をみてわくわくしたので申し込みをしてみました。
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なぜラグジュアリーカードを申し込みしたのか
ここ最近自分は会社の仕事以外にもイベントを開催したり趣味の仲間同士の集いのためにやるべきタスクが増えていて、サポートしてくれる人を探してみたりしたのですが、やはり相手ができるスキルが自分の理想に達しなかったり、納期が遅れてしまうことが度々あることなどから、次第にギスギスしてしまい結局自分でやるハメになってしまうという失敗がありました。
嫁さんに依頼しようとも試みたのですが、パソコン作業が大大大嫌いな嫁さんに依頼しようとすると「わたしに頼んだあなたが悪い!」と必ず夫婦喧嘩になってしまっていました。
そうした失敗もあり「秘書のように動いてくれるコンシェルジュデスク」という響きに思わず、クリックをしてしまった自分がいました。
ラグジュアリーカードは「チタンカード」と「ブラックカード」という2種類のクレジットカードから選択します。※ゴールドカードは招待制ということで選ばれた人しか申し込みができません(悲)
僕はちょっと奮発してブラックカードを選択しました。だってブラックカードって名前がかっこよかったんだ!
ラグジュアリーカードの1番の特徴は金属製であること
ラグジュアリーカードが選ばれている1番の特徴は金属製のクレジットカードであるということ。申し込みをして1週間程度で家にカードが届きましたが、クレジットカードを持ってみたところ、ずっしりとした重みがあって、重厚感漂うフォルムで“おぉぉ、かっけぇぇ”と思わず心高ぶってしまいました。これが金属製のクレジットカードか!と今まで持ったことがないガジェット感があります。
個人的には「BLACK CARD」のフォントがわりと好き。デザインも飾りっ気なしの超シンプルなデザインです。また質感も金属のギラギラとしたメタル感というよりも、金属の質感がありながら、しっとりとした高級感を漂わせています。嫁も「これがクレジットカードなの?!」と見せた時には驚いていました。女子ウケは良さそう…(笑)
クレジットカードを固いところに叩くと普通のクレジットカードは“ぺちぺち”とプラスチックの音がするのですが、このラグジュアリーカードは“カンカンカン”と金属の音が響きます。自分は各地の陶器を集めるのが、まるで陶器のお皿を持っているような感覚がありました。この感覚はとても新鮮で、クレジットカードを持つという感覚が更新されました。
これが自分にとってどのように影響していたかというと正直な話、僕は財布の中身を可能な限り軽くしたい主義なので、このラグジュアリーカードは自分の財布にはちょっと重いクレジットカードかなと最初は思っていました。実はここ数年、どのようにすれば財布を可能な限り軽くできるかということを考え、あまり使うことがなかった診察券やら、Tポイントカードを辞めアプリ化したりして、できる限り財布を軽くすることへ努力していたのです。
このラグジュアリーカード1枚の重さでそういった努力は帳消しになってしまうのかなと思ってしまったのですが 実際には全く違いました。
ラグジュアリーカードがもたらした新しい感覚は財布にラグジュアリーカードが入っていることを実感させ、自分は変わったクレジットカードを持っているんだという感覚にしてくれ心地の良い重さのように感じられます。しかも実際には22gとさほど重くなくなかったことも嬉しいポイントでした。
還元率1.5%、意外と高還元率カード
ラグジュアリーカードの魅力はこれだけではありません。ブラックカードの場合、還元率が1.5%と一般的なクレジットカードの中でも比較的高い還元率を誇るようになりました。
ラグジュアリーカードはポイント交換の比率をコミットしているそうで、他のクレジットカードはポイントの還元率は高いものの貯まったポイントを商品やポイントに還元をする際の還元率をが悪かったり、こっそり商品交換のための還元率を悪くするという悪質なクレジットカード会社も存在しています。その点、ラグジュアリーカードは安心ができると思います。
超生産性アップした優秀なコンシェルジュデスクは涙もの
そしてなんといってもラグジュアリーカードの最大の魅力は、コンシェルジュデスクだと感じています。世界規模でグローバルにコンシェルジュサービスを提供している「アスパイヤー・ライフスタイル」という会社に運営を委託しているようなのですが24時間365日稼働しているので、僕はコンシェルジュデスクにレストランの予約や旅行の予約など、叶えてもらいたい望みをとりあえず何でも依頼してみてます。なんとオペレーターに対しては「neversay NO(絶対にノーとは言わない)」ということを基本理念としているそうです。
ラグジュアリーカードの繋がりやすさも評価ができます。みなさんも経験があるかと思いますが普通のクレジットカードは電話をしてもすぐにオペレーターにつながるということはなく、要件に応じてガイダンスの番号を押してオペレーターまでこぎつけます。またオペレーターにやっとつながったとしても生年月日や住所、電話番号をオペレーターに本人確認で述べなければなりません。これが毎回面倒だなぁ~って思っていました。だって秘書だったら毎回「あなたは依頼主ご本人ですか?」なんて聞かれることはないじゃないですか。
しかしラグジュアリーカードの場合、電話をしたらすぐさまオペレーターにつながり、本人確認も生年月日を伝えるだけでOKなんです。これは利便性を考えると超ありがたい。
しかもラグジュアリーカードはメールでの応対も可能です。会社で仕事をしながらや電車での移動時間でも周りを気にすることなくコンシェルジュデスクにヒョイッと依頼を投げることもできてしまいます。
先日大型連休があり、自分が訪問したい旅行先の観光スポットをとにかくピックアップしてみて「これを全部回れるスケジュールと行程を考えて欲しい」という依頼をしました。今までは自分でグーグルマップでルートを検索したり、それにかかる所要時間がどのくらいかなどを細かく調べて、旅のスケジュールを組んでいたのですが、ラグジュアリーカードのコンシェルジュデスクに依頼したところ一発で望んだ通りの回答が出てきました。これは画期的でした。本当に秘書のような働きをしてくれます。
TOHOシネマが月2回無料で鑑賞できる!映画好きには超嬉しい特典
僕が個人的にとても重宝しているのがTOHOシネマの無料鑑賞券が月に2回ついてくるということです。※チタンカードの場合は月に1回まで
自分は某シネマランキングに投稿したり、時には投稿がパーソナリティに読み上げられたりもした映画好きです。マニアほどではありませんが、興味をもった作品は積極的に映画館で見るようにしています。そして比較的家に近いところにTOHOシネマがあります。そんな僕にとってはめちゃ嬉しい特典です。
利用方法は毎月1日と10日にWEBフォームから応募することでTOHOシネマの無料クーポンがメールで送られてきます。そしてTOHOシネマのWEB予約をするときに、そのクーポンコードを打ち込むことで、ネット経由でTOHOシネマを予約をする感覚で無料で映画を見ることができてしまいます。本当はいけないかもしれないのですが、僕が見れない時は妻にそのクーポンコードを渡して、無駄なく使っています。この前は妻と長男がこの特典を利用して一緒にクレヨンしんちゃんの映画を見に行ってました。
アート好きに嬉しい、国立美術館の企画特別展・平常展も無料鑑賞
こういった特徴以外にも、東京国立近代美術館(本館・工芸館)、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館の常設展(所蔵作品展)、国立映画アーカイブ7階展示室を無料で利用できます。
また常設展だけでなく国立新美術館、東京国立近代美術館(本館・工芸館)の特別展の鑑賞券がブラックカードの場合は毎週金曜日に2名まで無料で鑑賞することができます。僕自身はもともとアートを見るのはとても好きな人間ではありますが、六本木の国立新美術館には年に1回行くかどうかというベースでした。しかしラグジュアリーカードを持ってからというものと新しい特別展があるごとに国立新美術館に行く機会も増えてきました。子供とも一緒に行って子供とも芸術を楽しんだりもしています。
新美術館での鑑賞方法は中央インフォメーションデスクでラグジュアリーカードのアプリを見せてチケットを受け取ります。これはあまり大きくいえないことかもしれないのですが、実はそこですぐに鑑賞しなくてもいいんです。僕の場合、ゆっくり鑑賞したいと思っているので、チケットだけ金曜日に受け取りにいって、時間が空いた土曜日とか日曜日のタイミングで鑑賞するようにしています。
数ヶ月前の予約必須な人気店、ガトーショコラの最高峰「ケンズカフェ東京」が当日予約で購入できる

ラグジュアリーカードの会員限定で数ヶ月前から予約をしないと購入ができないというガトーショコラの最高峰「ケンズカフェ東京」のガトーショコラを当日予約で手に入れることができます 。
世界のセレブ達から絶賛されたガトーショコラは大事な人へのプレゼントやお土産に最適です。僕は家族に買っていたところ大喜びされ、「パパありがとう」と嫁と子供に絶賛されました。
僕はわずか15分前に予約をして受け取りに行ってゲットできました。その模様はこちらの記事にレポートしておりますのでよろしければご覧ください。
ラグジュアリーカードのデメリット
ただしラグジュアリーカードもメリットばかりではありません。ラグジュアリーカードのデメリットとしては年会費がブラックカードの場合10万円とちょっとお高めな年会費設定になっています。
ただし少しお高めな設定であるものの月額で考えると月に1万円未満。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、自分にとっては様々な特典が付いてまるで秘書のように働いてくれるコンシェルジュデスクのことを考えると人を雇うよりも早くはるかに安いコストで生産性が上げられることができました。
決して万人向けではないカードだとは思いますが、秘書を必要としない人でも、ほかの人とは少し違ったクレジットカードが持ちたいと思っているような人や、ブラックカードを持ちたい!と思っているような人にも利用価値はあると思います。
長年の秘書の役割を求めていた自分にとってはラグジュアリーカードへの投資は十分ありだったと実感しています。
