みずほデビットカードをご存知ですか?
みずほデビットカードはメガバンクのみずほ銀行が発行しているカードになります。
みずほデビットカードを利用している方は多いと思いますが、実は利用する際に覚えておくべき点があるので注意しましょう。
メガバンクが発行しているので安心で信頼できるカードではありますが、利用できる時間帯が限られていたり、海外ATMが利用できないなどデメリットがあるので注意です。
この記事で、さまざまな種類があるデビットカードの中からみずほデビットカードに絞って私なりにカンタンにまとめてみました。
これからデビットカードを作ろうか悩んでいる方がいればぜひ参考にしてみて下さい。
目次
デビットカードとは
使ったその場で口座から直接引き落としされるカードのことです。
ショッピングや飲食代の支払いに利用できます。
デビットカードについて詳しくはこちらから↓
みずほ銀行デビットカードの基本情報
・カードは2種類
1.みずほJCBデビットカード
2.Jデビット
※Jデビットとはキャッシュカードを提示してそのまま支払いできるカードです。
・国際ブランド
選べる国際ブランドはJCBになります。
※Jデビットはキャッシュカードのため国際ブランドはありません。
・申し込みできる年齢
中学生を除く15歳以上の方なら審査不要で誰でも申し込み可能です。
・年会費
みずほJCBデビットは初年度年会費無料で、2年目以降1080円(税込)の年会費が発生します。
2年目以降でも、23歳以下または年1回以上デビットカードの利用があれば年会費は無料です。
Jデビットの場合キャッシュカードになりますので年会費は永年無料になります。
・利用できる場所
Jデビットは国内のみ利用が可能です。
みずほJCBデビットは国内、海外のJCB加盟店で利用できます。
JCB加盟店舗数は世界で約3000万店舗あり、世界中で幅広く使えます。
ただし、もう1つの国際ブランドである VISAなどに比べると海外での店舗数がやや少ないので注意です。
海外で利用する場合は渡航先でどの国際ブランドが普及しているかチェックするといいでしょう。
・利用限度額
口座の残高が利用限度額になります。
また、利用限度額額は個人で設定することが可能です。
「初期設定」
1日あたり:50万円、1回あたり:50万円、1ヵ月あたり100万円
「設定可能最大額」
1日あたり:200万円、1回あたり:200万円、1ヵ月あたり250万円
・手数料
国内での利用の場合、手数料はかかりません。
みずほJCBデビットを海外で利用する場合、JCBが定めるレートに加えてみずほ銀行が定める海外事務手数料3.40%が発生します。
みずほJCBデビットは国内、海外ともにATMから現金の引き出しができないので注意が必要です。
・利用明細の確認
会員専用WEBサービスの「MyJCB」で利用明細や口座の残高などを確認できます。
スマホがあればいつでもどこでも利用明細などを確認できるので便利です。
また、利用のたびに利用金額などがメールで通知されるので不正利用された場合でもすぐに対処することができるでしょう。
・キャッシュバック
みずほJCBデビットは毎月の利用額に応じて、0.2%が自動でキャッシュバックされます。(年会費はキャッシュバック対象外)
他社のデビットカードと比べるとキャッシュバック率は低いです。
他社のキャッシュバック率と比較して見てみましょう。
「他社デビットカードキャッシュバック率」
・三菱UFJデビット 0.2%
前年度の利用額が30万以上だと0.3%になります。
・SMBCデビット 0.25%
キャッシュバック率があがる特典はありません。
・GMOあおぞらネット銀行VISAデビット 0.6%
キャッシュバック率が0.8%の次のステージの条件があり、比較的厳しくない条件です。
30歳未満で、貯金額が30万以上または利用額1万円以上という条件はカンタンに達成できるのでおすすめでしょう。
GMOあおぞらネット銀行VISAデビットについて詳しくはこちら↓
・保険、不正利用補償
旅行傷害保険(国内・海外)
最大3,000万円
ショッピングガード保険(海外)
年間最大100万円
・お問い合わせ
みずほ銀行デビットカードのメリットとデメリット
「メリット」
・再発行手数料が無料
もし盗難や紛失でカードの再発行が必要になった場合、無料で再発行ができます。
他社のデビットカードだと再発行手数料が発生することが多いので、再発行手数料が無料な点はメリットですね。
「デメリット」
・海外ATMから現地通貨の引き出しができない
みずほJCBデビットは海外ATMを利用することができません。
他社のほとんどのデビットカードは海外ATMから現地通貨を引き出すことが可能です。
私自身、アメリカに海外留学をしていた時、三菱UFJデビットを利用していて海外ATMから現地通貨を引き出せていたので便利でした。
ほとんどのデビットカードは海外ATMを利用できて便利ですが、もしデビットカードを海外で利用する場合みずほJCBデビットはあまりおすすめできないでしょう。
・みずほJCBデビットの場合利用できない時間帯がある
土曜日 22時00分~日曜日 8時00分
第1、第4土曜日 3時00分~5時00分
上記の時間帯はみずほJCBデビットが利用できないので注意しましょう。
他社デビットカードは365日24時間いつでも利用できることが多いです。
土曜日の深夜だと、飲み会や深夜のコンビニ利用などがある場合、デビットカードが利用できないのは困りますね。
みずほJCBデビットを利用する場合、ふとした時に利用できない時間帯になっている場合があるので、現金やクレジットカードなど他の支払い手段を用意しておくことをおすすめします。
・お得な情報
「みずほマイレージクラブの嬉しい特典」
月1回以上のご利用で下記、みずほマイレージクラブの特典が受けられます。
・参照:みずほ銀行公式HP
1うれしい特典を受けるにはみずほマイレージクラブへの入会(入会金・年会費無料)などが必要です。
2イーネット・ローソン銀行・セブン銀行が対象となります。
3みずほ銀行ATM・イオン銀行ATM・みずほダイレクトからのお振り込みが対象です。
まとめ

1.デビットカードとは使ったその場ですぐに口座から直接引き落としされるカード
2.みずほ銀行デビットカード基本情報
・カードは2種類
1.みずほJCBデビット
2.Jデビット
・国際ブランドはJCB
・中学生を除く満15歳以上の方ならだれでも審査不要で申し込み可能
・みずほJCBデビットは初年度年会費無料、2年目以降1080円(税込)の年会費が発生(23歳以下または年1回以上の利用で年会費無料)
・JCBのマークがあるJCB加盟店で利用可能
・海外で利用する場合、海外事務手数料として3.40%が発生
・海外ATMは利用不可
・会員専用ウェブで利用明細などが確認できる
・毎月の利用額の0.2%が自動でキャッシュバック
・旅行傷害保険(国内・海外)の補償は最大3,000万円、ショッピングガード保険(海外)
の補償は年間最大100万円
3.みずほ銀行デビットカードのメリットとデメリット
「メリット」
・カードの再発行手数料が無料
「デメリット」
・海外ATMから現金を引き出せない
・みずほJCBデビットが利用できない時間帯がある
結論

いかがでしたか?みずほデビットカードはメガバンクのみずほ銀行が発行しているので、安心、信頼できるカードですね。
しかし、海外ATMが利用できない点やデビットカードが使えない時間帯があるので少しデメリットが目立つカードではあります。
メリットとしてカードの再発行手数料が無料であったり旅行やショッピング保険がしっかりついているので普通に利用する範囲であれば問題ないカードでしょう。
海外旅行や留学で海外ATMから現地通貨を引き出したい方や、365日24時間いつでもカードを利用したいという方にはみずほデビットカードはあまりおすすめできないカードです。
以上、みずほ銀行デビットカードの基本情報まとめに関する記事でした。